木曽さわら すし飯台 約3合 A30
余分なお酢を吸収し、サラッとした酢飯に仕上げる木の飯台。
耐久性が高く、臭いが少なく、水分を適度に吸収する信州木曽産の「椹」を使用。
耐酸性に富み、寿司飯台としての耐久性は抜群。
板厚の丈夫なつくりは熟練の桶職人による鉋の手仕上げ。
信州木曽産の樹齢200年以上のさわらを使用してつくられた、昔ながらの知恵が詰まった飯台です。
飯台にさわらが使われるのには理由があります。
吸水性がいい
炊き立てのすしご飯の余分な水分を吸ってサラッと仕上がります。
通気性がよく保温力が高い
味を落とすことなく、長時間おいしく保ちます。
耐水湿性・耐酸性が高い
耐久性が高いので、長くお使いいただけます。
また、さわらは香りが控えめなので、食材や料理ににおいが移る心配がありません。
[サイズ]
径 300mm
深さ 85mm
[材質]
木曽さわら(銅タガ)
[飯台を使い始める前に]
1. 米の研ぎ汁を桶いっぱいに入れてください。
2. 1回目の研ぎ汁で桶がいっぱいにならない場合は2回目、3回目の研ぎ汁を足してください。
3. 研ぎ汁がいっぱいになったら、そのまま3時間程度放置してください。
4. 3時間経過後は、水洗いして日陰干しで充分に乾燥させてください。
*すし飯台は水入れ桶ではありませんので、水が漏れる場合があります。
*米の研ぎ汁を入れてアク抜きをする場合は、流し台のシンク等水漏れしても問題のない場所で行ってください。
*この方法でかなりの匂い抜きができます。多少の匂いが気になっても、
ご使用の度に徐々に天然の木の香りは弱まっていきますので、これ以外の匂い抜きの方法はおやめください。
*お買い上げ後、すぐにご使用にならない場合でも、この方法でアク抜き・匂い抜きの作業をしてから保管してください。
[お手入れ方法について]
*使用前*
桶の内側をよく絞った濡れ布巾で拭き上げてください。
*使用後*
水洗い
合成洗剤を使わず、粉状のクレンザーか塩を使い、桶の内側外側を丁寧に洗ってください。
銅のタガの部分は、クレンザーを使って磨いてください。
洗浄後、桶の内側の消毒用アルコール(エタノール)を霧吹きしておきますと、黒ずみやカビの発生を抑制できます。
乾燥
風通しの良いところで充分に日陰干ししてください。
直射日光に当てますと、急激な乾燥で木が縮みタガがはずれてしまう恐れがあります。
保管
直接空気に触れさせないために、紙か綿布などに包んで保管してください。
保管場所は温度変化が少なく湿気のない所が最適です。
おひつは蓋が閉まったまま保管しますと、木ヤニ(天然樹脂)を発生させてしまいますので、
蓋を開けた状態で綿布に包んで保管してください。
[木ヤニ(天然樹脂)について]
木質や天候・保管条件によっては、天然木特有の「ヤニ」が発生することがあります。
これは木の天然樹脂で、木肌ににじみでる粘着性の樹液です。
ヤニは木曽さわら特有の芳香の素にもなっていますが、ベトベトした肌触りが気になる場合は
消毒用アルコール(エタノール)で拭き取ってください。なお、人体へは無害です。
また、タガはずれ、木の割れ、反りの原因になりますので、食器乾燥機でのご使用は絶対におやめください。